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この記事ではiPhoneアプリ開発をやってみようと行動に移してみたけど、どう勉強して良いのかわからない。そんな初心者の方向けに様々な勉強方法の特徴やメリット/デメリットについてわかりやすく解説していきます。
この記事を参考に、自分に合った勉強方法を見つけて、アプリ開発を楽しんで行きましょう!
学習体制について考える
まず初めにどのような体制で勉強を続けていくかについて考える必要があります。
この記事を読んでいるあなたがどれだけ勉強に時間を使えるのか、どれだけのお金を掛けて勉強していこうと思っているのかで大きく二つ選択肢があるかと思います。
一つが専門学校やスクールに通い、専門的な知識を持っている人に教えてもらう。
一つが独学です。
それぞれ解説していきたいと思います。
スクールなどに通う勉強法
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この勉強法はあえて説明するまでもないかもしれませんが、スクールやコース等では、構造化されたカリキュラムが提供されます。これにより段階的にスキルの習得が出来ます。
また指導者や講師は通常、その分野での専門知識と豊富な経験を持っており、そのような方達から直接学ぶことでより深い理解と実践的なスキルを身に付けることが出来ます。
何よりのメリットは、指導者や講師の方がフィードバックしてくれる点です。自分の進捗状況や改善点を把握し、指導を受けながら成長をすることで効率的にスキルアップし目標達成することが出来ます。
学生の頃に何となく聞いてた授業の内容を今でも覚えているのは学校の先生が上記指導を行なってくれた結果です。
しかしスクールや指導者から学ぶ際のデメリットもいくつかありますので触れていきたいと思います。
スクールなどに通うデメリット
コスト
スクールやコースには授業料や教材費、その他関連費用が掛かり、高額になってしまう場合もあります。授業料だけ見て手頃だと思って申し込んだら思っていたよりお金が必要だった。ということにならないよう事前にしっかり確認することが必要です。
時間の制約
スクールやコースに通うということは一定の時間を割かなければなりません。通勤時間や仕事終わりの少しの時間で勉強しようという場合には向いていない勉強法かもしれません。
固定されたカリキュラム
メリットの点でも挙げたカリキュラムについてですが、スクール側で用意したカリキュラムに従って勉強をする必要がある為、自分のペースで学ぶことが難しい場合があります。またクラスの規模によってはより自分のペースや興味に合わせた学習が難しくなる傾向にあります。
教材の質の不一致
スクールによっては教材の質が一定でない場合があります。時には教材が古くなっている場合もありますので、日々新しくなっているプログラミングの世界で自分が学びたいことをしっかりと明確にし、学びたいことが学べるのかを吟味する必要があります。
次に独学について解説していきたいと思います。
独学による勉強法
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まず初めに独学の最大のメリットは自分のペースで学習出来ることです。自分以外の誰かにスケジュールを合わせる必要がない為、自分の理解度や興味に合わせて勉強を進めることが出来ます。
また独学の学習は、自分で進捗を管理し、計画を立てる能力が重要です。このプロセスで自己管理能力を向上させ、将来の成功にも役立ちます。
他にも問題解決能力を養うにも絶好の勉強法です。自分で情報を集め、課題に対処し、解決策を見つける過程で自ら考える力が鍛えられます。
自分のペースで学び、自己管理能力と問題解決能力を鍛え、自己発見と成長を実感する。これが独学の最大の魅力です。
独学での勉強法も大きく二つに分けられ、書籍などの本を使った学習方法とYouTubeなどの映像を使った学習方法があります。
書籍を使った学習
書籍を使っての独学は知識やスキルを獲得する為の効果的な方法の一つです。書籍は豊富な情報源であり、自己成長の為の貴重な情報源となり得ます。以下に書籍を活用した独学のメリットとポイントについて解説していきます。
豊富な情報源
書籍には様々な分野の専門知識や実践的なスキルが詰まっています。自分の興味や目標に合わせて関連する書籍を選ぶことで、自分に必要な情報を手に入れることが出来ます。
深い理解と学習の深化
書籍は著者がまとめた体系的な情報を提供してくれます。これにより一連のトピックやテーマについて深く理解することが出来ます。
また、独学は自分のペースで学習を進めることが出来るため、理解が追いつかない部分を繰り返し学ぶことも可能です。
知識の定着と応用
書籍を読むだけでなく、学んだ知識を実践に移すことが重要です。問題解決やプロジェクトに取り組むなど、学んだ知識を実際の場面で活用することでより深い知識が得られます。
このように多くのメリットがある書籍の独学ですがデメリットもあります。
以下で書籍で独学を行うデメリットについて触れたいと思います。
書籍を使った独学でのデメリット
書籍は豊富な情報源である為、適切な情報を見つけるのが難しい場合があります。また、情報が古くなっている場合もありますので信頼性の高い情報源を見極めることが重要となります。
また独学では他者からのフィードバックを受ける機会がない為、自分の理解度やスキルレベルを正しく把握出来ていない場合があります。自分が何が分からないのか分からないといった状況に陥りかねないので、定期的な自己評価であったり、他者からフィードバックを受けれる場面を作ることが必要です。
また次に触れる動画での学習法と比べ、実際の動きや流れがわかりにくい事もあり、気付いたら全然違うことやってた。ということもあり得ますので、自分にあった書籍を見つかることが効率的に学んでいける鍵となります。
動画を使った学習
最近ではYouTubeを活用した映像を視聴しながら学習を行いやすい環境にあります。
スクールなどのように対面での勉強ではない為、内容を受けるだけの状態にはなりますが、スクールなどと同様に専門的な知識を持った人が解説をしてくれている分、一人で文字を読むだけに比べて頭に入って来やすいのが特徴です。
YouTubeは独学で学習を行なっていく上で貴重なツールとなっています。その理由や効果的な学習方法について探っていきたいと思います。
多様なコンテンツの利用
数多くの専門家や教育者が制作した動画があります。様々なトピックや分野に関する動画を見ることで、興味や関心のある分野に集中し、学習を深めることが出来ます。
視覚的な理解の促進
動画はテキストよりも視覚的な要素が豊富です。図やグラフ、実際の作業のデモンストレーションなどを通じて複雑な概念や手順をより理解しやすくします。
効果的な学習のためのヒント
ただ見ているだけでも得られるものもあると思いますがより効果的に学習を進める為のヒントをいくつか挙げたいと思います。
信頼性の高いチャンネルを選択する
専門家や信頼できる教育者が制作したコンテンツを重視しましょう。中には情報が古く、動画通りに作業を真似したとしても上手く出来ないことがあるので、情報の精査が必要です。
ノートを取る
動画を見ながら重要なポイントのメモを取ることで記憶の定着を促進します。定期的に取ったメモを見返し、自分がどれだけポイントを理解出来ているか確認することが大事です。
実践を重視
学んだ内容を実際に活用することで理論だけではなく、実践的なスキルを身につけることが出来ます。動画で得た知識を100%理解出来ていなくても、実際に作業をやりながら学んでいく事が成長への近道です。
独学のデメリット
上記で独学での学習法やメリットについて解説していきましたが、当然ながらデメリットもあります。独学は個人の取り組みに依存することから他の学習者や指導者との交流が限られる場合があります。これにより、孤独感からモチベーションの低下が起こり、学習の継続が出来ずに挫折してしまうなんて事もあり得ます。
また、インターネット上の情報は信頼性がばらつき、信頼出来ない情報源から学んでしまうと、間違った知識や誤った理解を身に付ける可能性があります。
上記で触れたスクールに通うと比べ、他者からフィードバックを受ける機会が少なくなる為、自己評価に頼る必要がありますが、間違った知識や誤った理解を身につけてしまうと自分が『何がわからないのかわからない』という状況に陥ることもあるので注意が必要です。
最後に
今回はアプリ開発を行なっていく中の勉強方法について書いていきました。
それぞれメリット・デメリットはありますが、適切な対策を取ることでそれらは克服したり、回避することが出来ます。
誰かに教えてもらっても、独学でも壁にぶつかる時は必ずあります。そのような時も成長する為の機会として捉え、楽しみながら勉強を続けて、自分が作りたいなと思うアプリを形にしていきましょう。
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